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大阪よどがわ市民生協 宗 ひろみ

よどがわ市民生協では組合員の心のこもった平和カンパにより私を含め3名を代表派遣できました。組合員から集まった国際署名「核兵器のない世界を」13,341筆と「メッセージカード」89枚をNPT再検討会議が行われる国連へ無事提出することができました。
真夏のような暑さのNYで会議開催前日の5月2日に行われた「核兵器のない世界のための国際行動デー」集会・パレードでは世界中から会議の成功を求めて集まった人々の熱気と歓声であふれていました。私も世界に向けてアピールしながら、着ていた"ピースはっぴ"(よどがわ職員の手作り!)に参加者からサインをしてもらったり、"ピースバッジ"(よどがわ理事の手作り!)交換をして国際交流も深めました。
国連ロビーでの原爆展では懸命に訴えられる被爆者の証言を真剣に聞き原爆パネルを熱心に見る来訪者に、折り鶴をプレゼントしました(NYにむかって出発する時にサプライズで私たちに山ほどの折り鶴を手渡してくれたよどがわの仲間たちに感謝します!)。
地域の学校を訪ねて行われた被爆の証言活動にも同行しました。体験を絵で描き証言する被爆者の語りを生徒たちは熱心に聞き涙する子もいました。「戦争はだめだと思います」「武器を持ってはいけない」「子どもの頃に被爆にあった時どんな気持ちでしたか」など活発な意見や質問が飛び交わされました。今年の6月に広島を訪問する生徒のグループもあり被爆証言者との再会を約束していました。これからの世界を担う子供たちが国境を越えて核兵器の恐ろしさ・悲惨さ・廃絶の大切さを知る学習をする必要を実感しました。被爆で身体と心に傷を受け65年たった今、「死ぬまで核兵器廃絶を訴え続けます。親からもらった大事な命を皆さんも大切にしてください」と話される被爆者の皆さんの姿とメッセージを私は忘れません。証言活動を終え無事に帰国されるとき私たち生協組合員に「皆さんのサポートにたいへん感謝します」と握手していただいた時はとてもうれしく思いました。
今回のNYには日本の各団体から会議の成功を願って約1800名が訪問し多彩なアピールが展開されました。国際NGOの共同行動ではこのアピールを"会議へのプレッシャー"と表現されます。2000年の会議では最終文書に「核兵器の全面廃絶を達成するとの核兵器保有国の明確な約束」が盛り込まれました。当時の新聞に世界の人々が喜ぶ様子の記事があったことを思い出します。前回2005年の会議は何の成果もなしに終わりました。今回はオバマ大統領が訴えた「核なき世界」の言葉以来、核兵器廃絶を求める国際世論が強まる中での会議でした。会議最終日5月28日に「平和で安全な核兵器なき世界を求めることを決意する」と記された最終文書が全会一致で採択されました!核兵器廃絶に向けた世界の前進を歓迎し、今回の代表派遣で学んだことを今後のピースアクションにつなげたいと思います!
よどがわ市民生協では組合員の心のこもった平和カンパにより私を含め3名を代表派遣できました。組合員から集まった国際署名「核兵器のない世界を」13,341筆と「メッセージカード」89枚をNPT再検討会議が行われる国連へ無事提出することができました。
真夏のような暑さのNYで会議開催前日の5月2日に行われた「核兵器のない世界のための国際行動デー」集会・パレードでは世界中から会議の成功を求めて集まった人々の熱気と歓声であふれていました。私も世界に向けてアピールしながら、着ていた"ピースはっぴ"(よどがわ職員の手作り!)に参加者からサインをしてもらったり、"ピースバッジ"(よどがわ理事の手作り!)交換をして国際交流も深めました。
国連ロビーでの原爆展では懸命に訴えられる被爆者の証言を真剣に聞き原爆パネルを熱心に見る来訪者に、折り鶴をプレゼントしました(NYにむかって出発する時にサプライズで私たちに山ほどの折り鶴を手渡してくれたよどがわの仲間たちに感謝します!)。
地域の学校を訪ねて行われた被爆の証言活動にも同行しました。体験を絵で描き証言する被爆者の語りを生徒たちは熱心に聞き涙する子もいました。「戦争はだめだと思います」「武器を持ってはいけない」「子どもの頃に被爆にあった時どんな気持ちでしたか」など活発な意見や質問が飛び交わされました。今年の6月に広島を訪問する生徒のグループもあり被爆証言者との再会を約束していました。これからの世界を担う子供たちが国境を越えて核兵器の恐ろしさ・悲惨さ・廃絶の大切さを知る学習をする必要を実感しました。被爆で身体と心に傷を受け65年たった今、「死ぬまで核兵器廃絶を訴え続けます。親からもらった大事な命を皆さんも大切にしてください」と話される被爆者の皆さんの姿とメッセージを私は忘れません。証言活動を終え無事に帰国されるとき私たち生協組合員に「皆さんのサポートにたいへん感謝します」と握手していただいた時はとてもうれしく思いました。
今回のNYには日本の各団体から会議の成功を願って約1800名が訪問し多彩なアピールが展開されました。国際NGOの共同行動ではこのアピールを"会議へのプレッシャー"と表現されます。2000年の会議では最終文書に「核兵器の全面廃絶を達成するとの核兵器保有国の明確な約束」が盛り込まれました。当時の新聞に世界の人々が喜ぶ様子の記事があったことを思い出します。前回2005年の会議は何の成果もなしに終わりました。今回はオバマ大統領が訴えた「核なき世界」の言葉以来、核兵器廃絶を求める国際世論が強まる中での会議でした。会議最終日5月28日に「平和で安全な核兵器なき世界を求めることを決意する」と記された最終文書が全会一致で採択されました!核兵器廃絶に向けた世界の前進を歓迎し、今回の代表派遣で学んだことを今後のピースアクションにつなげたいと思います!