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大阪いずみ市民生協 川端 征子

今回のNPT再検討会議は、オバマ米大統領のプラハでの演説もあり、大きな期待感を持っての参加になりました。
5月2日に行われた核兵器廃絶のためのNGO共同行動集会・パレードは、主催者発表で2万人の参加があり、出発前の集会では平和市長会議の田上長崎市長から「2020年までに核兵器廃絶を」という訴え、又日本被団協の木村緋紗子さんが被爆体験を語りました。パレードでは各参加生協、他の団体が思考を凝らし核廃絶と平和を通行人にアピールしました。沿道にもパレードを応援して楽器を演奏する人たち、ピエロの扮装をしてパフォーマンスする人と、日本人以外にもたくさんの人々がパレードに参加し、盛り上がりを見せました。
3日は国連原爆展のオープニングのテープカットセレモニーがあり、広島、長崎両市長、被団協の坪井団長がメッセージを述べるなどたくさんの人が訪れました。原爆展では被爆者の証言活動があり、教師に引率された小中学生や見学者が、ボランティアの通訳を通して真剣に被爆体験を聞いてくれました。私たちは片言の英語とボディーランゲージで平和を訴え、折り鶴の折り方を教えたりして交流を図りました。
政府要請ではマレーシアのハミドン・アリ国連大使に直接お会いして要請文を渡し、被爆者が体験と核廃絶の思いを伝えました。大使からは「核廃絶はマレーシアの使命です。核を持たない国同士協力して核廃絶を目指していきましょう。被爆者の体験から学ぶことは大きい」と言う言葉をいただきました。一時間近くの懇談を持つことができ、私たちにとって貴重な経験となりました。この要請が少しでもNPT再検討会議の後押しになることを期待しました。
またコロンビア大学での被爆者の証言活動では学生や教育関係者が真剣に耳を傾けてくれました。学生からはたくさんの質問や意見が出され、原爆のことを理解しようとする気持ちを感じとることができました。
私自身も被爆者の証言活動をサポートさせて頂いてたくさんのことを学ぶことができました。原爆で家族を無くされた道上さんは「人との出会いの大切さ」松浦さんは「被害者であるにも関わらず自分の子どもたちに対して加害者になるのではという恐れ」また土屋さんはカブトガニの研究をされその水を求めて集まる習性にかつての体験を重ね合わせ体験談を子どもたちに伝えています。
穏やかに証言される皆さんに聞く人が心を動かされ核廃絶の思いを持ってくれることを願います。
また、大学生協の田村君のスタッフとしての頑張りと「日本に帰ったら仲間に核廃絶を伝えていきます。」という力強い言葉に感動しました。
私もこの経験を大切に核廃絶の思いをたくさんの人たちに伝えて行きたいと思います。
最後になりましたが、NPT再検討会議日本生協連代表団に参加できたことに感謝します。
今回のNPT再検討会議は、オバマ米大統領のプラハでの演説もあり、大きな期待感を持っての参加になりました。
5月2日に行われた核兵器廃絶のためのNGO共同行動集会・パレードは、主催者発表で2万人の参加があり、出発前の集会では平和市長会議の田上長崎市長から「2020年までに核兵器廃絶を」という訴え、又日本被団協の木村緋紗子さんが被爆体験を語りました。パレードでは各参加生協、他の団体が思考を凝らし核廃絶と平和を通行人にアピールしました。沿道にもパレードを応援して楽器を演奏する人たち、ピエロの扮装をしてパフォーマンスする人と、日本人以外にもたくさんの人々がパレードに参加し、盛り上がりを見せました。
3日は国連原爆展のオープニングのテープカットセレモニーがあり、広島、長崎両市長、被団協の坪井団長がメッセージを述べるなどたくさんの人が訪れました。原爆展では被爆者の証言活動があり、教師に引率された小中学生や見学者が、ボランティアの通訳を通して真剣に被爆体験を聞いてくれました。私たちは片言の英語とボディーランゲージで平和を訴え、折り鶴の折り方を教えたりして交流を図りました。
政府要請ではマレーシアのハミドン・アリ国連大使に直接お会いして要請文を渡し、被爆者が体験と核廃絶の思いを伝えました。大使からは「核廃絶はマレーシアの使命です。核を持たない国同士協力して核廃絶を目指していきましょう。被爆者の体験から学ぶことは大きい」と言う言葉をいただきました。一時間近くの懇談を持つことができ、私たちにとって貴重な経験となりました。この要請が少しでもNPT再検討会議の後押しになることを期待しました。
またコロンビア大学での被爆者の証言活動では学生や教育関係者が真剣に耳を傾けてくれました。学生からはたくさんの質問や意見が出され、原爆のことを理解しようとする気持ちを感じとることができました。
私自身も被爆者の証言活動をサポートさせて頂いてたくさんのことを学ぶことができました。原爆で家族を無くされた道上さんは「人との出会いの大切さ」松浦さんは「被害者であるにも関わらず自分の子どもたちに対して加害者になるのではという恐れ」また土屋さんはカブトガニの研究をされその水を求めて集まる習性にかつての体験を重ね合わせ体験談を子どもたちに伝えています。
穏やかに証言される皆さんに聞く人が心を動かされ核廃絶の思いを持ってくれることを願います。
また、大学生協の田村君のスタッフとしての頑張りと「日本に帰ったら仲間に核廃絶を伝えていきます。」という力強い言葉に感動しました。
私もこの経験を大切に核廃絶の思いをたくさんの人たちに伝えて行きたいと思います。
最後になりましたが、NPT再検討会議日本生協連代表団に参加できたことに感謝します。