HOME > 活動のご紹介 > 役職員や組合員の会議・研修 > “女だから”“男だから”はもうやめよう

“女だから”“男だから”はもうやめよう

大阪北生活協同組合
総合企画室 杉本 宏美

~大阪府生協ジェンダーフォーラム協議会から~


私が思う"男女共同参画"
私がジェンダーを意識したのは結婚後です。当時はジェンダーという言葉は知りませんでしたが「結婚とはたくさんの自由を失い、嫁と呼ばれる人になることなのだ」と実感しました。まだまだ若く、結婚がゴールだと思っていた自覚の甘い私でした。
夫は「子供は3歳までは、家で母親が面倒をみないとかわいそうだ」と言い、私もそれに従いました。私の子育て期はゆったりと時間をかけ充実していたので、「できる時にできることをやってきた」という満足感もあります。しかし、何か社会から取り残されるような、「これで終わってしまうのか…」という漠然としたあせりもありました。子供が学校に上がれば仕事に出ようと決めて、現在に至っています。
スピードの速い今の社会では、早く職場に復帰しないとコースから外れてしまうという話も聞きますが、仕事か育児かを選ばなくてはならない社会は寂しいと思います。
私が大阪北生協に入所した頃は正職員も多く、大部分の定時職員が補助的な業務を担っていましたが現在は違います。それぞれどの人もある程度の業務を任され、一生懸命こなしていて、それなりのやりがいもあります。
私は、大阪北生協男女共同参画推進協議会の事務局を2001年の発足時から担当しています。当協議会ではメンバー自身が学習しながら、男女共同参画の啓発を進めてきました。機関紙『運営通信』で、「ようこそ男女共同参画社会へ」のシリーズや「リレーエッセイ」を掲載、昨年は一般組合員向け機関紙『Link』にも「これって変じゃない?身近な男女共同参画」を掲載することができました。また、「男女共同参画に関する標語と川柳」を昨年に引き続き今年も募集しました。協同購入センターの共働きの若い男性職員が家事を手伝っている様子もうかがえ、ほほえましく思います。これからも、組合員や職員が「食わず嫌い」にならないよう注意しながら、男女共同参画の啓発を進めていきたいと思っています。
私は、人の生き方、人間関係の基本の中に、男女共同参画も含まれると考えています。人はみな、自分の考えをそう簡単に変えることはできません。しかし、男と女と考えるのではなく、一人の人間同士として、互いの考えの違いを認めること、そして「私」も受け入れてもらうことが大切ではないでしょうか?

~大阪府生協ジェンダーフォーラム協議会から~


私が思う"男女共同参画"
私がジェンダーを意識したのは結婚後です。当時はジェンダーという言葉は知りませんでしたが「結婚とはたくさんの自由を失い、嫁と呼ばれる人になることなのだ」と実感しました。まだまだ若く、結婚がゴールだと思っていた自覚の甘い私でした。
夫は「子供は3歳までは、家で母親が面倒をみないとかわいそうだ」と言い、私もそれに従いました。私の子育て期はゆったりと時間をかけ充実していたので、「できる時にできることをやってきた」という満足感もあります。しかし、何か社会から取り残されるような、「これで終わってしまうのか…」という漠然としたあせりもありました。子供が学校に上がれば仕事に出ようと決めて、現在に至っています。
スピードの速い今の社会では、早く職場に復帰しないとコースから外れてしまうという話も聞きますが、仕事か育児かを選ばなくてはならない社会は寂しいと思います。
私が大阪北生協に入所した頃は正職員も多く、大部分の定時職員が補助的な業務を担っていましたが現在は違います。それぞれどの人もある程度の業務を任され、一生懸命こなしていて、それなりのやりがいもあります。
私は、大阪北生協男女共同参画推進協議会の事務局を2001年の発足時から担当しています。当協議会ではメンバー自身が学習しながら、男女共同参画の啓発を進めてきました。機関紙『運営通信』で、「ようこそ男女共同参画社会へ」のシリーズや「リレーエッセイ」を掲載、昨年は一般組合員向け機関紙『Link』にも「これって変じゃない?身近な男女共同参画」を掲載することができました。また、「男女共同参画に関する標語と川柳」を昨年に引き続き今年も募集しました。協同購入センターの共働きの若い男性職員が家事を手伝っている様子もうかがえ、ほほえましく思います。これからも、組合員や職員が「食わず嫌い」にならないよう注意しながら、男女共同参画の啓発を進めていきたいと思っています。
私は、人の生き方、人間関係の基本の中に、男女共同参画も含まれると考えています。人はみな、自分の考えをそう簡単に変えることはできません。しかし、男と女と考えるのではなく、一人の人間同士として、互いの考えの違いを認めること、そして「私」も受け入れてもらうことが大切ではないでしょうか?
大阪北生活協同組合
総合企画室 杉本 宏美