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東日本大震災被災地支援バス活動報告

○第6回


10月24日(木)から27日(日)の日程で、今年度最後の「東日本大震災被災地支援バス第6回」を運行しました。台風26号、27号が接近している中宮城県、福島県へ向かいました。今回は5会員生協から20名の組合員さんが参加されました。女性が16名、男性4名の構成でした。
10月24日(木)の夜7時に大阪を出発し、翌25日(金)の朝9時すぎに、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所カキ処理場に到着しました。10月15日から養殖カキが水揚げされており、そのカキの選別作業をお手伝いしました。カキの回りには、多くのムール貝や海藻などがついており、カキの本体とムール貝の大きいサイズのもの、カキの小さいサイズのものやムール貝の小さいサイズのものなど3つに選別しました。カキの本体の身を剥く作業時に、回りについているムール貝などとっておくと身を剥く作業が早くなります。台風の影響で小雨の中約2時間の作業をしました。大阪ではほとんど目にしない大量のムール貝をゆがいたものとカキ汁を漁協の方に作っていただき、その場でいただきました。その後お昼ご飯を挟んで、漁協の方と漁協の会議室で交流をしました。カキの養殖筏やカキの生育の話と震災当時、以降の体験をお聞きしました。その後、カキ部会の遠藤部会長、行場副部会長の案内で南三陸町の市街地を周りました。更地になってしまったお二人の住居跡、11月中に解体が決まった防災対策庁舎、海岸線から約1キロも奥まった高台にありながら被害を受けた特別養護老人ホーム跡地などを案内いただきました。
10月26日(土)は、朝8時にホテルを出発し、4時間かけて福島県いわき市に移動しました。今回で4回ご案内いただく「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会(通称 みんぷく)」の方と合流し、久ノ浜駅周辺を視察してから久ノ浜公民館で被災の状況や復興の現状、みんぷくさんの震災当時から現在の活動などをお聞きしました。その後、復興商店の「浜風商店会」に立ち寄り、被災当時の状況等について、当時の写真を見たり、小学校の校庭にある商店会で買い物等をしました。その後バスでいわき市、広野町、楢葉町、富岡町と福島第一原子力発電所から半径30~10㎞圏内の被災の状況や現状について視察しました。移動途中にバスから見えた除染された土や草などをいれてる黒いトンバックとその置場が膨大な量に唖然としました。トンバックの置場には、緑の巨大シートが覆っていました。このトンバックの置場は、仮置場で本置場や処理はまだ決まっていないようです。福島第二原子力発電所の横を通過し、富岡町に入りました。9.11のまま止まっている、富岡駅周辺を視察しました。被災当時のままの町の姿にあらためて津波の被害の大きさと放射能被害による福島の状況を目の当たりにしました。
人も犬も猫もいない町が現実にある事実を体験し、復興支援になにができるかを改めて考えさせられました。

○第6回


10月24日(木)から27日(日)の日程で、今年度最後の「東日本大震災被災地支援バス第6回」を運行しました。台風26号、27号が接近している中宮城県、福島県へ向かいました。今回は5会員生協から20名の組合員さんが参加されました。女性が16名、男性4名の構成でした。
10月24日(木)の夜7時に大阪を出発し、翌25日(金)の朝9時すぎに、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所カキ処理場に到着しました。10月15日から養殖カキが水揚げされており、そのカキの選別作業をお手伝いしました。カキの回りには、多くのムール貝や海藻などがついており、カキの本体とムール貝の大きいサイズのもの、カキの小さいサイズのものやムール貝の小さいサイズのものなど3つに選別しました。カキの本体の身を剥く作業時に、回りについているムール貝などとっておくと身を剥く作業が早くなります。台風の影響で小雨の中約2時間の作業をしました。大阪ではほとんど目にしない大量のムール貝をゆがいたものとカキ汁を漁協の方に作っていただき、その場でいただきました。その後お昼ご飯を挟んで、漁協の方と漁協の会議室で交流をしました。カキの養殖筏やカキの生育の話と震災当時、以降の体験をお聞きしました。その後、カキ部会の遠藤部会長、行場副部会長の案内で南三陸町の市街地を周りました。更地になってしまったお二人の住居跡、11月中に解体が決まった防災対策庁舎、海岸線から約1キロも奥まった高台にありながら被害を受けた特別養護老人ホーム跡地などを案内いただきました。
10月26日(土)は、朝8時にホテルを出発し、4時間かけて福島県いわき市に移動しました。今回で4回ご案内いただく「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会(通称 みんぷく)」の方と合流し、久ノ浜駅周辺を視察してから久ノ浜公民館で被災の状況や復興の現状、みんぷくさんの震災当時から現在の活動などをお聞きしました。その後、復興商店の「浜風商店会」に立ち寄り、被災当時の状況等について、当時の写真を見たり、小学校の校庭にある商店会で買い物等をしました。その後バスでいわき市、広野町、楢葉町、富岡町と福島第一原子力発電所から半径30~10㎞圏内の被災の状況や現状について視察しました。移動途中にバスから見えた除染された土や草などをいれてる黒いトンバックとその置場が膨大な量に唖然としました。トンバックの置場には、緑の巨大シートが覆っていました。このトンバックの置場は、仮置場で本置場や処理はまだ決まっていないようです。福島第二原子力発電所の横を通過し、富岡町に入りました。9.11のまま止まっている、富岡駅周辺を視察しました。被災当時のままの町の姿にあらためて津波の被害の大きさと放射能被害による福島の状況を目の当たりにしました。
人も犬も猫もいない町が現実にある事実を体験し、復興支援になにができるかを改めて考えさせられました。