社会福祉問題研修会を開催しました
7月31日(水)、大阪府社会福祉会館にて、2013年度の「社会福祉問題研修会」を開催しました。17会員生協、連合会から76名が参加しました。
今年度の研修会は、地域福祉の今後のあり方や、その中での生協の役割等を学ぶことを目的としました。桃山学院大学の松端(まつのはな)教授を講師にお招きし「新しい地域福祉とコミュニティの活性化」と題して講演いただきました。
松端先生からは、急速に進む高齢化社会の中で、単身高齢世帯の増加、老老介護等でキーワードは「孤立」。地域コミュニティの希薄化、社会のファストフード化として、今の社会の効率性、制御の論理が重視される社会、役割とマニュアルに基づいた匿名的なコミュニケーションの中で、人も場所も「入れ替え可能」となる、剥奪される人間関係など地域福祉の現状を話されました。
これからどのようにつながりを作っていくのか、「地域」とは意識していく中で、地域になっていく。地域福祉の2つの側面「地域住民のくらしをまもる」「地域住民のつながりをつくる」は、生協の地域コミュニティの場づくりへのチャレンジとなる。買い物困難者への支援活動とともにすすめる高齢者への安否確認はこれからの重要な社会資源となること。
福祉関連の施設や事業所、社会福祉協議会との連携でサロン活動的な活動が有効となる等の話がされました。
これからの生協の社会的役割において地域社会づくりへの参画へのヒントとなる研修会となりました。
7月31日(水)、大阪府社会福祉会館にて、2013年度の「社会福祉問題研修会」を開催しました。17会員生協、連合会から76名が参加しました。
今年度の研修会は、地域福祉の今後のあり方や、その中での生協の役割等を学ぶことを目的としました。桃山学院大学の松端(まつのはな)教授を講師にお招きし「新しい地域福祉とコミュニティの活性化」と題して講演いただきました。
松端先生からは、急速に進む高齢化社会の中で、単身高齢世帯の増加、老老介護等でキーワードは「孤立」。地域コミュニティの希薄化、社会のファストフード化として、今の社会の効率性、制御の論理が重視される社会、役割とマニュアルに基づいた匿名的なコミュニケーションの中で、人も場所も「入れ替え可能」となる、剥奪される人間関係など地域福祉の現状を話されました。
これからどのようにつながりを作っていくのか、「地域」とは意識していく中で、地域になっていく。地域福祉の2つの側面「地域住民のくらしをまもる」「地域住民のつながりをつくる」は、生協の地域コミュニティの場づくりへのチャレンジとなる。買い物困難者への支援活動とともにすすめる高齢者への安否確認はこれからの重要な社会資源となること。
福祉関連の施設や事業所、社会福祉協議会との連携でサロン活動的な活動が有効となる等の話がされました。
これからの生協の社会的役割において地域社会づくりへの参画へのヒントとなる研修会となりました。