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能登半島地震で被害を受けた能登町でボランティア炊き出し活動を実施しました

昼の炊き出し
昼の炊き出し
昼の炊き出し
昼の炊き出し
昼の炊き出し
夜のたきだし
夜のたきだし
夜のたきだし

 今回は緊急な開催であったため、会員生協の常勤役職員に限定しボランティアを募集したところ、24名からの応募があり、事務局2名と和歌山県生協連の事務局を合わせた27名で石川県に向かいました。今回の炊き出しは、昼と夜の2回実施のため、機材、食材が多く、バスとは別の運搬用車両を、おおさかパルコープの2名に運行をお願いしました。
 2月16日(金)の22時に、大阪駅周辺の集合場所から出発し、翌17日(土)の朝6時過ぎに、能登町役場に併設している“コンセールのと”に到着しました。目的地に着くまでには、石川県に入ると道路状況が悪いところが多々あり、ジェットコースターのような段差をバスの中で体験しました。
 8時から、参加者を4つのグループに分け、リーダーと記録係を決めて、早速昼の「きつねうどん」と「コーヒー」の準備を始めました。今回の炊き出し活動のことを、富山県生協連にお話しますと、「きつねうどんに、炊き込みご飯あったほうがいいのでは?」と、富山県生協連、とやま生協からも6名に参加していただき、炊き込みご飯のレパートリーが増えました。当初12時から開始の予定でしたが、早めにみなさんが集まって来られましたので、時間を早め11時から開始しました。
 また、炊き出しの横では、NPO法人リエラさんからの物資(洋服、下着、オムツ、生活用品)を並べ、無料でご提供していると、「何もないので助かります」と、自分に合うサイズの服などを探して持って帰れられていました。炊き出しの「きつねうどん」「炊き込みご飯」は、その場では食されずに、避難所やご自宅へのお持ち帰りがほとんどでしたが、「美味しかった」「久しぶりに温かいものを食べた」などお声が寄せられました。
 いっときに30人ほどの行列ができた際に飲んでいただいた「コーヒー」も、「ほんと温まる」「ほっとした」とのお声を寄せられました。お昼では、きつねうどん450食、炊き込みご飯500食、コーヒー300杯をご提供し大変好評でした。
 昼の炊き出し終了後には、レンタカー2台に分乗し、能登町被災地の視察を、日本生協連の文珠さんのご案内で実施しました。実際の被害の状況や、地域の様子を見、説明を聞くことで、参加者からは「現地に行かないとわからない事、気づかない事、感じない事を肌で体感する事が出来ました」という感想が寄せられました。
 昼食後、夜の炊き出し会場の、「イカの駅つくモール」へ移動し準備を始めました。つくモールは、地震の影響で閉鎖されていましたが、別府温泉の方々からの支援で、住民のためのテント銭湯が設置されており、入浴される方が何人か来られていて、「何の炊き出しをするの?」と聞きに来られました。
 炊き出しの開始予定時間は、17時30分からでしたが、何人か早めに並ばれたので、16時30分から、「たこ焼き」「豚汁」「コーヒー」の炊き出しを行いました。たこ焼きは1パック5個入りで、お一人3パックとしましたが、17時30分頃には、100人以上の行列ができたために、1人1パックに変更してご提供しました。せっかく来ていただいた方に申し訳ないことをしました。
 豚汁は、お鍋で持って帰る方も何人かおられ大変好評でした。夜になると気温も下がるので、温かいコーヒーも喜ばれました。夜の炊き出しでは、たこ焼き500パック、豚汁500食、コーヒー200杯をご提供しました。
 片づけ終了した後、バスの中で晩御飯のお弁当を食べ、1日の感想交流し、入浴して大阪への帰路につきました。18日(日)の朝6時過ぎに大阪駅周辺に到着して解散しました。
 0泊3日の弾丸ボランティアバスでしたが、よい天気にも恵まれ、能登町のみなさんに笑顔をお届けできたと思います。長く支援が必要だと思います。これからも大阪からできる支援をしていきます。

<参加者の感想より>

・テレビ、メディアでの報道も1月に比べると格段に減る中、現地では震災直後から変化していない状況について、とても衝撃を受けました。そのまま放置されている家屋も多々あり、あらためて支援活動が遅れている現状を目の当たりにしました。支所に持ち帰り共有もしていきたいと思います。

・ところどころで家が倒壊していて、また松波地域では津波の被害もあり、悲惨な状態を目の当たりにしました。それでも能登エリアはまだ被害が少ない方だと思うので、珠洲や輪島はどうなっているんだろうか?と想像に堪えません。

・あれだけたくさんの人に並んでいただき、無我夢中でした。初めて炊き出しをさせていただきました、みなさんから「ありがとう」の言葉をいただき、すごく元気をいただきました。

・炊き出し情報が口コミやSNSで広がっているとの事で多くの方に足を運んで頂けたことは良かったと思いますが数量制限せざるを得なかった事は残念です。現場で瞬間的に判断しないといけない事も多かったですが参加者の被災者の立場に立った想いの中で『より温かいものを』『よりお好みの味で(しょうが入りとしょうが抜き)』などが実現できたことは目的を同じくした者同士、や協同組合の考えからあるのでは、とも思いました。

・炊き出しでは、「わざわざ大阪から?本当にありがとうございます。うどん美味しかったです。」「やっぱり大阪のたこ焼きは格別や」と感謝の言葉をいただき、こちらが恐縮してしまう感覚でした。たこ焼きが途中でなくなってしまったのは申し訳なく思いました。

 今回は緊急な開催であったため、会員生協の常勤役職員に限定しボランティアを募集したところ、24名からの応募があり、事務局2名と和歌山県生協連の事務局を合わせた27名で石川県に向かいました。今回の炊き出しは、昼と夜の2回実施のため、機材、食材が多く、バスとは別の運搬用車両を、おおさかパルコープの2名に運行をお願いしました。
 2月16日(金)の22時に、大阪駅周辺の集合場所から出発し、翌17日(土)の朝6時過ぎに、能登町役場に併設している“コンセールのと”に到着しました。目的地に着くまでには、石川県に入ると道路状況が悪いところが多々あり、ジェットコースターのような段差をバスの中で体験しました。
 8時から、参加者を4つのグループに分け、リーダーと記録係を決めて、早速昼の「きつねうどん」と「コーヒー」の準備を始めました。今回の炊き出し活動のことを、富山県生協連にお話しますと、「きつねうどんに、炊き込みご飯あったほうがいいのでは?」と、富山県生協連、とやま生協からも6名に参加していただき、炊き込みご飯のレパートリーが増えました。当初12時から開始の予定でしたが、早めにみなさんが集まって来られましたので、時間を早め11時から開始しました。
 また、炊き出しの横では、NPO法人リエラさんからの物資(洋服、下着、オムツ、生活用品)を並べ、無料でご提供していると、「何もないので助かります」と、自分に合うサイズの服などを探して持って帰れられていました。炊き出しの「きつねうどん」「炊き込みご飯」は、その場では食されずに、避難所やご自宅へのお持ち帰りがほとんどでしたが、「美味しかった」「久しぶりに温かいものを食べた」などお声が寄せられました。
 いっときに30人ほどの行列ができた際に飲んでいただいた「コーヒー」も、「ほんと温まる」「ほっとした」とのお声を寄せられました。お昼では、きつねうどん450食、炊き込みご飯500食、コーヒー300杯をご提供し大変好評でした。
 昼の炊き出し終了後には、レンタカー2台に分乗し、能登町被災地の視察を、日本生協連の文珠さんのご案内で実施しました。実際の被害の状況や、地域の様子を見、説明を聞くことで、参加者からは「現地に行かないとわからない事、気づかない事、感じない事を肌で体感する事が出来ました」という感想が寄せられました。
 昼食後、夜の炊き出し会場の、「イカの駅つくモール」へ移動し準備を始めました。つくモールは、地震の影響で閉鎖されていましたが、別府温泉の方々からの支援で、住民のためのテント銭湯が設置されており、入浴される方が何人か来られていて、「何の炊き出しをするの?」と聞きに来られました。
 炊き出しの開始予定時間は、17時30分からでしたが、何人か早めに並ばれたので、16時30分から、「たこ焼き」「豚汁」「コーヒー」の炊き出しを行いました。たこ焼きは1パック5個入りで、お一人3パックとしましたが、17時30分頃には、100人以上の行列ができたために、1人1パックに変更してご提供しました。せっかく来ていただいた方に申し訳ないことをしました。
 豚汁は、お鍋で持って帰る方も何人かおられ大変好評でした。夜になると気温も下がるので、温かいコーヒーも喜ばれました。夜の炊き出しでは、たこ焼き500パック、豚汁500食、コーヒー200杯をご提供しました。
 片づけ終了した後、バスの中で晩御飯のお弁当を食べ、1日の感想交流し、入浴して大阪への帰路につきました。18日(日)の朝6時過ぎに大阪駅周辺に到着して解散しました。
 0泊3日の弾丸ボランティアバスでしたが、よい天気にも恵まれ、能登町のみなさんに笑顔をお届けできたと思います。長く支援が必要だと思います。これからも大阪からできる支援をしていきます。

昼の炊き出し

夜のたきだし

<参加者の感想より>

・テレビ、メディアでの報道も1月に比べると格段に減る中、現地では震災直後から変化していない状況について、とても衝撃を受けました。そのまま放置されている家屋も多々あり、あらためて支援活動が遅れている現状を目の当たりにしました。支所に持ち帰り共有もしていきたいと思います。

・ところどころで家が倒壊していて、また松波地域では津波の被害もあり、悲惨な状態を目の当たりにしました。それでも能登エリアはまだ被害が少ない方だと思うので、珠洲や輪島はどうなっているんだろうか?と想像に堪えません。

・あれだけたくさんの人に並んでいただき、無我夢中でした。初めて炊き出しをさせていただきました、みなさんから「ありがとう」の言葉をいただき、すごく元気をいただきました。

・炊き出し情報が口コミやSNSで広がっているとの事で多くの方に足を運んで頂けたことは良かったと思いますが数量制限せざるを得なかった事は残念です。現場で瞬間的に判断しないといけない事も多かったですが参加者の被災者の立場に立った想いの中で『より温かいものを』『よりお好みの味で(しょうが入りとしょうが抜き)』などが実現できたことは目的を同じくした者同士、や協同組合の考えからあるのでは、とも思いました。

・炊き出しでは、「わざわざ大阪から?本当にありがとうございます。うどん美味しかったです。」「やっぱり大阪のたこ焼きは格別や」と感謝の言葉をいただき、こちらが恐縮してしまう感覚でした。たこ焼きが途中でなくなってしまったのは申し訳なく思いました。