東日本大震災被災地支援バス活動報告
○第1回
5月23日(木)、今年度の「東日本大震災被災地支援バス」の第1回を運行しました。今回の参加は6会員生協から18名の組合員さんで、女性11名、男性7名の構成で、18歳~70歳の幅広い年代層から参加いただきました。
今回の行程は、23日の夜に大阪を出発し、翌24日(金)は福島県いわき市にて被災地視察等、25日(土)は宮城県南三陸町にて漁協の作業支援やお話交流を行い、26日(日)の朝に帰阪する内容でした。
5月24日(金)は、朝8時30分に、福島県いわき市の「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会」に到着しました。同協議会は正式名称が長いので、愛称を活動のスローガンとされている「みんなが復興の主役!」から下線の部分をつなげ「みんぷく」としています。震災当初から現在に至るみんぷくの支援活動についてのお話、バスの車窓から仮設住宅の状況や被災地の現状についての視察、語り部さんからの被災体験、今回の体験から防災・減災への備えについての学習等、みんぷくさんがプログラムされた「防災・減災ツアー」を体験しました。
5月25日(土)は、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所さんを訪ね、養殖カキの殻むき作業に係るお手伝い、漁船に乗り養殖筏の見学、漁師の方達とお話交流を行いました。地元の方からの「被災地の事が忘れられているのが一番つらい」「来てくれるだけでありがたい、見たこと聞いたことを周りの人に伝えてほしい」「全国からの支援への感謝の気持ちは一生忘れない」「地震は何処で起きるかわからない。東北の経験を活かしてほしい」等の言葉が大変印象に残りました。
その後、南三陸町の市街地と復興商店街の視察を経て大阪へ、26日(日)の朝6時過ぎに無事到着し解散しました。
今回のツアーをスタートに10月まで全7回運行します。
※申込み受付は4月30日にて終了しています。
○第2回
7月11日(木)、今年度の「東日本大震災被災地支援バス」の第2回を運行しました。今回の参加は5会員生協から18名の組合員さんで、女性11名、男性7名の構成で、22歳~70歳の幅広い年代層から参加いただきました。
今回の行程は、11日の夜に大阪を出発し、翌12日(金)は福島県いわき市にて被災地視察等、13日(土)は宮城県南三陸町にて漁協の作業支援や交流を行い、14日(日)の朝に帰阪する内容でした。
7月12日(金)は、朝9時に、福島県いわき市の「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会」通称※1みんぷくの代表赤池さんにバスの車窓から仮設住宅の状況や被災地の現状についての話していただき、4月以降住民の一時帰宅が認められた広野町は閑静な住宅街と広がる畑、普通の街並みが広がっていました。しかし人影がなく、畑や道路脇には黒い袋に包まれた放射能汚染の土壌が積まれていました。浜風商店街には、津波により商店街が壊滅しましたが、10軒の人々が仮設店舗を立てて、被災の現状を語りながらお店を運営されていました。
いわき市の仮設住宅の一角にあるみんぷく事務所内で、震災当初から現在に至るみんぷくの支援活動、被災体験、今回の体験から防災・減災への備えについての学習等、みんぷくさんがプログラムされた「防災・減災ツアー」を体験しました。
7月13日(土)は、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所さんを訪ね、養殖カキの種付け用しかけづくりと土嚢づくりを行いました。また、漁船に乗り養殖筏、カキの生育状況の見学、漁師の方達とお話交流を行いました。カキは産卵のため食べることはできませんでしたが、成長していることを確認しました。地元の方からの「大阪から何時間もかけて来てくれることがありがたい」「見たこと聞いたことを周りの人に伝えてほしい」「地震は何処で起きるかわからない。東北の経験を活かしてほしい」等の言葉が大変印象に残りました。
その後、南三陸町の市街地と復興商店街の視察を経て大阪へ、14日(日)の朝6時過ぎに無事到着し解散しました。
今回のツアーをスタートに10月まで全7回運行します。
※申込み受付は4月30日にて終了しています。
※1みんぷく「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会」同協議会は正式名称が長いので、愛称を活動のスローガンとされている「みんなが復興の主役!」から下線の部分をつなげ「みんぷく」としています。
○第3回
8月1日(木)から4日(日)の日程で、「東日本大震災被災地支援バス第3回」を運行しました。今回は5会員生協から17名の組合員さんが参加されました。女性6名、男性11名の構成で、30歳代~60歳代の幅広い年代層から参加いただきました。
今回の行程は、8/1(木)の夜に大阪を出発し、8/2(金)の朝に福島県広野町に到着して被災地の視察、同日に宮城県南三陸町に移動し宿泊。8/3(土)は宮城県南三陸町にて漁協の作業支援、被災地視察を行い、8/4(日)の朝に帰阪する内容でした。
8月2日(金)は、朝8時45分に、福島県広野町に到着し、隣町のいわき市に拠点がある「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会(通称 みんぷく)」の方と合流し、楢葉町、広野町、いわき市を周り、被災の状況や復興の現状について建学し、復興商店の「浜風商店会」に立ち寄り、被災当時の状況等について、当時の写真を見ながらお話をお聞きしました。また、バスの車窓から仮設住宅の状況を視察し、みんぷくさんの事務所で防災減災についての学習を行いました。
8月3日(土)は、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所さんを訪ね、養殖カキの作業に係るお手伝いとして、カキの稚貝が付いているホタテの貝殻を筏につるすロープに挿み込む作業を午前中に行い、お昼はご弁当を食べながら漁師の方達と交流し、午後は、漁協の養殖カキ部会の遠藤部会長、行場副部会長の案内で、南三陸町市街地の見学を行いました。市街地が一望できる高台では、同じ場所からの震災前の町の写真が掲示されていて、現在の姿とのあまりの違いにあらためて被害の大きさを実感しました。
その後、南三陸町の市街地と復興商店街の視察を経て大阪へ、4日(日)の朝6時に無事到着し解散しました。
○第1回
5月23日(木)、今年度の「東日本大震災被災地支援バス」の第1回を運行しました。今回の参加は6会員生協から18名の組合員さんで、女性11名、男性7名の構成で、18歳~70歳の幅広い年代層から参加いただきました。
今回の行程は、23日の夜に大阪を出発し、翌24日(金)は福島県いわき市にて被災地視察等、25日(土)は宮城県南三陸町にて漁協の作業支援やお話交流を行い、26日(日)の朝に帰阪する内容でした。
5月24日(金)は、朝8時30分に、福島県いわき市の「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会」に到着しました。同協議会は正式名称が長いので、愛称を活動のスローガンとされている「みんなが復興の主役!」から下線の部分をつなげ「みんぷく」としています。震災当初から現在に至るみんぷくの支援活動についてのお話、バスの車窓から仮設住宅の状況や被災地の現状についての視察、語り部さんからの被災体験、今回の体験から防災・減災への備えについての学習等、みんぷくさんがプログラムされた「防災・減災ツアー」を体験しました。
5月25日(土)は、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所さんを訪ね、養殖カキの殻むき作業に係るお手伝い、漁船に乗り養殖筏の見学、漁師の方達とお話交流を行いました。地元の方からの「被災地の事が忘れられているのが一番つらい」「来てくれるだけでありがたい、見たこと聞いたことを周りの人に伝えてほしい」「全国からの支援への感謝の気持ちは一生忘れない」「地震は何処で起きるかわからない。東北の経験を活かしてほしい」等の言葉が大変印象に残りました。
その後、南三陸町の市街地と復興商店街の視察を経て大阪へ、26日(日)の朝6時過ぎに無事到着し解散しました。
今回のツアーをスタートに10月まで全7回運行します。
※申込み受付は4月30日にて終了しています。
○第2回
7月11日(木)、今年度の「東日本大震災被災地支援バス」の第2回を運行しました。今回の参加は5会員生協から18名の組合員さんで、女性11名、男性7名の構成で、22歳~70歳の幅広い年代層から参加いただきました。
今回の行程は、11日の夜に大阪を出発し、翌12日(金)は福島県いわき市にて被災地視察等、13日(土)は宮城県南三陸町にて漁協の作業支援や交流を行い、14日(日)の朝に帰阪する内容でした。
7月12日(金)は、朝9時に、福島県いわき市の「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会」通称※1みんぷくの代表赤池さんにバスの車窓から仮設住宅の状況や被災地の現状についての話していただき、4月以降住民の一時帰宅が認められた広野町は閑静な住宅街と広がる畑、普通の街並みが広がっていました。しかし人影がなく、畑や道路脇には黒い袋に包まれた放射能汚染の土壌が積まれていました。浜風商店街には、津波により商店街が壊滅しましたが、10軒の人々が仮設店舗を立てて、被災の現状を語りながらお店を運営されていました。
いわき市の仮設住宅の一角にあるみんぷく事務所内で、震災当初から現在に至るみんぷくの支援活動、被災体験、今回の体験から防災・減災への備えについての学習等、みんぷくさんがプログラムされた「防災・減災ツアー」を体験しました。
7月13日(土)は、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所さんを訪ね、養殖カキの種付け用しかけづくりと土嚢づくりを行いました。また、漁船に乗り養殖筏、カキの生育状況の見学、漁師の方達とお話交流を行いました。カキは産卵のため食べることはできませんでしたが、成長していることを確認しました。地元の方からの「大阪から何時間もかけて来てくれることがありがたい」「見たこと聞いたことを周りの人に伝えてほしい」「地震は何処で起きるかわからない。東北の経験を活かしてほしい」等の言葉が大変印象に残りました。
その後、南三陸町の市街地と復興商店街の視察を経て大阪へ、14日(日)の朝6時過ぎに無事到着し解散しました。
今回のツアーをスタートに10月まで全7回運行します。
※申込み受付は4月30日にて終了しています。
※1みんぷく「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会」同協議会は正式名称が長いので、愛称を活動のスローガンとされている「みんなが復興の主役!」から下線の部分をつなげ「みんぷく」としています。
○第3回
8月1日(木)から4日(日)の日程で、「東日本大震災被災地支援バス第3回」を運行しました。今回は5会員生協から17名の組合員さんが参加されました。女性6名、男性11名の構成で、30歳代~60歳代の幅広い年代層から参加いただきました。
今回の行程は、8/1(木)の夜に大阪を出発し、8/2(金)の朝に福島県広野町に到着して被災地の視察、同日に宮城県南三陸町に移動し宿泊。8/3(土)は宮城県南三陸町にて漁協の作業支援、被災地視察を行い、8/4(日)の朝に帰阪する内容でした。
8月2日(金)は、朝8時45分に、福島県広野町に到着し、隣町のいわき市に拠点がある「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会(通称 みんぷく)」の方と合流し、楢葉町、広野町、いわき市を周り、被災の状況や復興の現状について建学し、復興商店の「浜風商店会」に立ち寄り、被災当時の状況等について、当時の写真を見ながらお話をお聞きしました。また、バスの車窓から仮設住宅の状況を視察し、みんぷくさんの事務所で防災減災についての学習を行いました。
8月3日(土)は、宮城県南三陸町の宮城県漁協志津川支所さんを訪ね、養殖カキの作業に係るお手伝いとして、カキの稚貝が付いているホタテの貝殻を筏につるすロープに挿み込む作業を午前中に行い、お昼はご弁当を食べながら漁師の方達と交流し、午後は、漁協の養殖カキ部会の遠藤部会長、行場副部会長の案内で、南三陸町市街地の見学を行いました。市街地が一望できる高台では、同じ場所からの震災前の町の写真が掲示されていて、現在の姿とのあまりの違いにあらためて被害の大きさを実感しました。
その後、南三陸町の市街地と復興商店街の視察を経て大阪へ、4日(日)の朝6時に無事到着し解散しました。