7月11日（火）に、国際協同組合デー（毎年7月第一土曜日）を記念し、大阪府協同組合・非営利協同セクター連絡協議会（OCoNoMiおおさか）で、「2023年国際協同組合デー記念講演会」を、近畿ろうきん肥後橋ビル12階メインホールで開催しました。

　OCoNoMiおおさかの栗本会長（大阪府森林組合代表理事組合長）からのご挨拶で開会し、記念講演は、摂南大学農学部教授で、日本協同組合学会会長の北川太一さんから「持続可能な未来のために～非営利協同セクターの役割～」と題して、「1.『レイドロー報告』の警鐘～協同組合は独自の役割を果たしているのか？～」「2.協同組合が大切にしてきたこと～原則、綱領、労働者協同組合法～」「3.私たちは何をすべきか？～レイドロー報告の提起から考える～」についてお話いただきました。
　生産や雇用・インフラなど組合員のくらしやなりわいをより良くする経済的な「事業」と、助けあいや環境保全など組合員がくらす地域社会を良くする「活動」の両輪が大切だと話されました。

　北川教授の記念講演の後は、グループに分かれて、「自己紹介」「記念講演で一番印象に残ったこと」「所属組織の好きなところ・魅力に感じるところ」等について交流しました。

　各グループから報告を受け、北川先生に講評していただきました。