7月8日（金）に、国際協同組合デー（毎年7月第一土曜日2022年は7月2日）を記念し、大阪府協同組合・非営利協同セクター連絡協議会（OCoNoMi おおさか）で、「2022年国際協同組合デー記念講演会を、近畿ろうきん肥後橋ビル12階メインホールとオンラインのハイブリットで開催しました。参加人数は会場44名、オンライン33名でした。

　OCoNoMi おおさかの栗本会長（大阪府森林組合代表理事組合長）からのご挨拶で開会し、記念講演は、関西大学の杉本貴志教授から「協同組合間協同と協同組合の連携組織」と題して、200年前にイギリスで起こった協同社会の建設から協同組合の誕生について、また日本における、第二次世界大戦での協同組合の壊滅から戦後の再興等の歴史について話された後、世界におけるクリーンエネルギーの協同組合の誕生や、第三世界の生産者を支援する生協のフェアトレードなど、組合員の利益を図る協同組合から組合員とコミュニティを護る協同組合へと今日的な動向や、異種協同組合間協同の可能性等についてお話いただきました。

　杉本教授の記念講演の後、OCoNoMi おおさかの設立経過から、2021年度の主な活動について紹介しました。ここまでを【第1部】として、会場とオンラインのハイブリットで行いました。
　休憩をはさみ、【第2部】は会場参加のみで運営し、小グループに分かれて交流のテーマを「連携できる取組みを考える」としてディスカッションしました。