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おおさかパルコープ 松下 ミサ子

ニューヨークでは核兵器廃絶に向けて、NPT再検討会議生協代表団、被団協の皆様と、共に活動させて頂きありがとうございました。今回、歴史的チャンスをむかえる中、核兵器廃絶への期待を抱きながらのニューヨーク入りでした。
ニューヨークでは、テレビ等の報道もあまりされず、国際的枠組での会議が開催されているアメリカなのに何故? 又、唯一の被爆国である日本の首相、外務大臣の出席もなく、残念な想いと、世界中から核兵器をなくし、平和な世界を構築していこうとする再検討会議そのものへの一抹の不安を持ちましたが、タイムズスクエアから国連本部近くのハマーショルド広場迄の集会、パレードでは世界のNGO二万人近くの核兵器廃絶を願う、活気あふれたアピールと今回多くの日本からの参加があり、へ・い・わのシュプレヒコールがニューヨーク市民、世界の人々へアピールされた事は市民レベルで、さまざまな人々・団体と連帯をはかり運動としてすすめていく力強さと必要性を、あらためて確信する事ができました。
生協代表派遣の役割として、被爆者の方々の実相を伝える活動を、サポートしていく大きな役割がありました。年齢をおして被爆者の方々の核兵器廃絶への強い想いを実相から伝える行動は、ご一緒させて頂く事で、私達にも今できる事、次へ継承していかなければならない事を考え、行動していく事の大切さを、学ばせて頂きました事に、感謝と敬意を表したいと思います。
実相を伝える活動として、私立グレースチャーチスクールとニューヨーク育英学園の二校を訪問しました。子どもたちは真剣に聴いてくれ、質問も意見も、たくさんの子どもたちからありました。被爆者の方から「皆さんはどのような世の中にしたいですか?」の問いかけに「核兵器をつくってはいけない。持ってもいけない。日本もずっとずっと憲法を守って戦争をさしてはいけない」と発言しました。育英学園の六年生の発言に感銘を受けました。又、グレースチャーチスクールでは十五年前より広島を訪れているが、校長先生の挨拶の中で「アメリカ人すべてが広島に行って、事実を知る必要がある、そして自分の事、自国の事だけでなく、アメリカから世界の平和を考える人として成長して欲しい」とおっしゃいました。子どもたちにも、事実に基づいて、一人ひとりが考え、どうしていくかという教育をされている事に、教育のあり方を考えさせられる場ともなりました。
最後に、平和市長会議が提唱する2020年迄の行動計画、「ヒロシマ、ナガサキ議定書」賛同と、平和市長会議への加盟を行政へ呼びかけてきた事と、署名活動が結果はさておき、核軍縮委員会の草案として「核廃絶の明確な約束」を再確認、26項目の行動計画を盛りこんだ内容を議長提示された事は私達の活動が今回の再検討会議の成功への世論づくりの後押しとなったと思われるものでした。
まだまだ核兵器廃絶、世界平和にむけて課題は山積みです。おおさかパルコープでは組合員活動方針の重点課題として「子どもたちも含む多くの人たちへ命の大切さを伝えながら身近なところから話合い、行動する人達の輪を広げるとりくみをすすめましょう」と揚げています。子ども達も、平和について関心を持ち、考え行動していける大人として育ち、多くの人々と、知恵と力をあわせて問題解決していけるよう、草の根活動としてすすめられていく事が、国、世界を動かす運動となることと再認識させられるものとなりました。このような貴重な体験を共にさせて頂いた、ニューヨークでの皆様と、送り出させて頂いた皆様に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
ニューヨークでは核兵器廃絶に向けて、NPT再検討会議生協代表団、被団協の皆様と、共に活動させて頂きありがとうございました。今回、歴史的チャンスをむかえる中、核兵器廃絶への期待を抱きながらのニューヨーク入りでした。
ニューヨークでは、テレビ等の報道もあまりされず、国際的枠組での会議が開催されているアメリカなのに何故? 又、唯一の被爆国である日本の首相、外務大臣の出席もなく、残念な想いと、世界中から核兵器をなくし、平和な世界を構築していこうとする再検討会議そのものへの一抹の不安を持ちましたが、タイムズスクエアから国連本部近くのハマーショルド広場迄の集会、パレードでは世界のNGO二万人近くの核兵器廃絶を願う、活気あふれたアピールと今回多くの日本からの参加があり、へ・い・わのシュプレヒコールがニューヨーク市民、世界の人々へアピールされた事は市民レベルで、さまざまな人々・団体と連帯をはかり運動としてすすめていく力強さと必要性を、あらためて確信する事ができました。
生協代表派遣の役割として、被爆者の方々の実相を伝える活動を、サポートしていく大きな役割がありました。年齢をおして被爆者の方々の核兵器廃絶への強い想いを実相から伝える行動は、ご一緒させて頂く事で、私達にも今できる事、次へ継承していかなければならない事を考え、行動していく事の大切さを、学ばせて頂きました事に、感謝と敬意を表したいと思います。
実相を伝える活動として、私立グレースチャーチスクールとニューヨーク育英学園の二校を訪問しました。子どもたちは真剣に聴いてくれ、質問も意見も、たくさんの子どもたちからありました。被爆者の方から「皆さんはどのような世の中にしたいですか?」の問いかけに「核兵器をつくってはいけない。持ってもいけない。日本もずっとずっと憲法を守って戦争をさしてはいけない」と発言しました。育英学園の六年生の発言に感銘を受けました。又、グレースチャーチスクールでは十五年前より広島を訪れているが、校長先生の挨拶の中で「アメリカ人すべてが広島に行って、事実を知る必要がある、そして自分の事、自国の事だけでなく、アメリカから世界の平和を考える人として成長して欲しい」とおっしゃいました。子どもたちにも、事実に基づいて、一人ひとりが考え、どうしていくかという教育をされている事に、教育のあり方を考えさせられる場ともなりました。
最後に、平和市長会議が提唱する2020年迄の行動計画、「ヒロシマ、ナガサキ議定書」賛同と、平和市長会議への加盟を行政へ呼びかけてきた事と、署名活動が結果はさておき、核軍縮委員会の草案として「核廃絶の明確な約束」を再確認、26項目の行動計画を盛りこんだ内容を議長提示された事は私達の活動が今回の再検討会議の成功への世論づくりの後押しとなったと思われるものでした。
まだまだ核兵器廃絶、世界平和にむけて課題は山積みです。おおさかパルコープでは組合員活動方針の重点課題として「子どもたちも含む多くの人たちへ命の大切さを伝えながら身近なところから話合い、行動する人達の輪を広げるとりくみをすすめましょう」と揚げています。子ども達も、平和について関心を持ち、考え行動していける大人として育ち、多くの人々と、知恵と力をあわせて問題解決していけるよう、草の根活動としてすすめられていく事が、国、世界を動かす運動となることと再認識させられるものとなりました。このような貴重な体験を共にさせて頂いた、ニューヨークでの皆様と、送り出させて頂いた皆様に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。