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COP15に参加して 感想文

大阪いずみ市民生協 小路律子

コペンハーゲンは、まるでテーマパークの様な建物が並び、とてもお洒落な街並みでした。自転車通勤・通学の率がかなり高く、道路には専用のラインがありました。
海上には、何機もの風車が並び 美しい景観をなしていました。(風力発電技術は、デンマークで生まれ、世界をリードしています。)世界で最もエネルギー効率が良い国だそうです。
さて、COP15の会場についてですが、空港のチェック並みのセキュリティでやっと中に入れます。3万5千人は集合出来る会場は、天井が高くかなりの広さでした。会議室、サイドイベントやコンピューターセンター、そして各国のいろんな団体のブースが数多く並び、各々に取り組みの紹介をしていました。
最初、尻込みしていたのが段々馴染んで、ブースまわりをしては資料やグッズを交換したり写真を撮ったり…と、言葉が通じなくても温暖化防止問題にむけて願う心は同じなんだと強く感じました。
やはり、私が一番印象に残ったのは、グローバルアクションデーのデモ行進(デンマークの国会議事堂からCOPの会場までの3キロを歩く)です。
広い道幅いっぱいに、世界中のNGO、環境団体等、数万人もが参加しました。労働団体もいました。各々が工夫したコスチュームやプラカード、横断幕等…すごい数。
私達は、全員が白くまの帽子を被っていたので、結構目立っていました。カメラを向けたり、向けられたり…。行進の大きな波の中に身をおいていると、とても興奮し、北欧の寒さなどすっかり忘れてしまっていました。
世界三大がっかりとして有名な人魚像にも立ち寄りましたが、その背後には不気味な銅像がありました。痩せこけた男性が太った女性を背負う姿は、地球温暖化で途上国に負担をかけようとする先進国を風刺したもので、地元の彫刻家の作品だそうです。会議でも、途上国と先進国が対立していました。
気候変動がどの国にとっても大きな問題であることは、はっきりしています。
120ヶ国を超える首相が集まりながら【合意】に至らなかったことは、とても残念でなりません。
世界の人々が気持ちをひとつにアピールしたあのデモ行進の熱さと、経済絡みで冷めてしまった会議の結果の温度差は、いつ埋まるのでしょうか?
今回、参加して思ったことは、科学者や政治家の努力を傍観するのではなく、地球の生活者である私達自身が声をあげ、努力するべきだということ。ここで得た経験は、今後の活動の意欲にかえて、がんばりたいと思います。
最後に、この貴重な機会を頂いたこと、ご協力ご心配くださった方々に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
未来の地球を守るのは私達自身です。ともに頑張りましょう!!
大阪いずみ市民生協 小路律子

コペンハーゲンは、まるでテーマパークの様な建物が並び、とてもお洒落な街並みでした。自転車通勤・通学の率がかなり高く、道路には専用のラインがありました。
海上には、何機もの風車が並び 美しい景観をなしていました。(風力発電技術は、デンマークで生まれ、世界をリードしています。)世界で最もエネルギー効率が良い国だそうです。
さて、COP15の会場についてですが、空港のチェック並みのセキュリティでやっと中に入れます。3万5千人は集合出来る会場は、天井が高くかなりの広さでした。会議室、サイドイベントやコンピューターセンター、そして各国のいろんな団体のブースが数多く並び、各々に取り組みの紹介をしていました。
最初、尻込みしていたのが段々馴染んで、ブースまわりをしては資料やグッズを交換したり写真を撮ったり…と、言葉が通じなくても温暖化防止問題にむけて願う心は同じなんだと強く感じました。
やはり、私が一番印象に残ったのは、グローバルアクションデーのデモ行進(デンマークの国会議事堂からCOPの会場までの3キロを歩く)です。
広い道幅いっぱいに、世界中のNGO、環境団体等、数万人もが参加しました。労働団体もいました。各々が工夫したコスチュームやプラカード、横断幕等…すごい数。
私達は、全員が白くまの帽子を被っていたので、結構目立っていました。カメラを向けたり、向けられたり…。行進の大きな波の中に身をおいていると、とても興奮し、北欧の寒さなどすっかり忘れてしまっていました。
世界三大がっかりとして有名な人魚像にも立ち寄りましたが、その背後には不気味な銅像がありました。痩せこけた男性が太った女性を背負う姿は、地球温暖化で途上国に負担をかけようとする先進国を風刺したもので、地元の彫刻家の作品だそうです。会議でも、途上国と先進国が対立していました。
気候変動がどの国にとっても大きな問題であることは、はっきりしています。
120ヶ国を超える首相が集まりながら【合意】に至らなかったことは、とても残念でなりません。
世界の人々が気持ちをひとつにアピールしたあのデモ行進の熱さと、経済絡みで冷めてしまった会議の結果の温度差は、いつ埋まるのでしょうか?
今回、参加して思ったことは、科学者や政治家の努力を傍観するのではなく、地球の生活者である私達自身が声をあげ、努力するべきだということ。ここで得た経験は、今後の活動の意欲にかえて、がんばりたいと思います。
最後に、この貴重な機会を頂いたこと、ご協力ご心配くださった方々に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
未来の地球を守るのは私達自身です。ともに頑張りましょう!!