HOME > 活動のご紹介 > 国際交流 > COP15に参加して

COP15に参加して

大阪いずみ市民生協 松本陽子

今回、COP15という国際会議に参加する機会を与えていただき有り難うございました。
120を超える世界各国の首脳陣が集うということもあり注目され、さまざまな報道がなされる中、このCOP15での合意の重要性を感じながら大きな期待と少しの不安を胸にコペンハーゲンへ向かいました。
現地では警備も大変厳しくCOP15の開催会場であるベラセンターではIDカードを発行してもらい、入場、退場ごとにIDチェックと併せて空港並みの持ち物検査と身体検査で毎回が緊張でした。
会場の中は世界各国のブースで賑わい、会議室でも様々なテーマでサイドイベントが開かれていて溢れんばかりの人です。誰でも気軽に参加できるサイドイベントも多くあり覗いてみましたが、何せ話されているのは『英語』。出発前に聞いてはいましたが、理解できるまでもなく諦めてしまう自分がいました。こんな時に思います「もっと英語を勉強しておけばよかった」と…。
私たちはお揃いのシロクマ帽子を被って移動していましたので会場の中では仲間を見つける時の目印になり、また多くのNGOやメディアの目にも留まったようでかなりのフラッシュを浴びることになりました。
ブースを回る時には折鶴や、パルコープさんが準備された地球儀型の紙風船を手渡してキッカケをつくり英語が話せないなりに精一杯交流をすることができました。
三日目に参加したパレードは主催者発表で10万人ともいわれた大規模なものになりました。国会議事堂前広場からベラセンターまで、道いっぱいに広がるパレードは壮観で、シュプレヒコールをあげる団体、歌をうたいながらの団体、アピールグッズも工夫され目を惹きます。私たちはシュプレヒコールや歌こそありませんでしたが、お揃いのシロクマ帽子を被りそれぞれが持ち寄った横断幕を手にアピールをしながらのパレードでした。
沿道の人々はもちろんマンションの窓やバルコニーからも手を振りエールを送ってもらえて歩く者にとってはとても手ごたえのあるものでした。正に今回のCOP15への期待の表れのようでした。
オプショナルのエコビレッジ、フォルケホイスコーレ、高齢者施設の見学では北欧デンマークならではの環境政策や福祉政策、成人学校について知ることができ、改めて日本との違いを感じました。
とても長いように思った6泊8日の行程でしたが、毎日が充実していてアッという間に過ぎた感じです。一つ心残りを挙げるとすればコペンハーゲンでの最終日、会場内でNGOのパフォーマンスをする日でしたが各国首脳陣の来場を前にして更に警備が厳しくなり会場への入場も大幅に制限されました。私たちは次代を担う若者と団長に託しましたが、できれば全員でやりたかったです。
COP15の結果は私たち市民の民意が生かされないままの残念なものに終わってしまいましたが市民が一同に行動することの意義と草の根の活動、運動の大切さを再認識することができ、とても良い経験になりました。
最後に、行動を共にした温暖化防止COP15ネットワーク関西のみなさん大変お世話になりありがとうございました。
大阪いずみ市民生協 松本陽子

今回、COP15という国際会議に参加する機会を与えていただき有り難うございました。
120を超える世界各国の首脳陣が集うということもあり注目され、さまざまな報道がなされる中、このCOP15での合意の重要性を感じながら大きな期待と少しの不安を胸にコペンハーゲンへ向かいました。
現地では警備も大変厳しくCOP15の開催会場であるベラセンターではIDカードを発行してもらい、入場、退場ごとにIDチェックと併せて空港並みの持ち物検査と身体検査で毎回が緊張でした。
会場の中は世界各国のブースで賑わい、会議室でも様々なテーマでサイドイベントが開かれていて溢れんばかりの人です。誰でも気軽に参加できるサイドイベントも多くあり覗いてみましたが、何せ話されているのは『英語』。出発前に聞いてはいましたが、理解できるまでもなく諦めてしまう自分がいました。こんな時に思います「もっと英語を勉強しておけばよかった」と…。
私たちはお揃いのシロクマ帽子を被って移動していましたので会場の中では仲間を見つける時の目印になり、また多くのNGOやメディアの目にも留まったようでかなりのフラッシュを浴びることになりました。
ブースを回る時には折鶴や、パルコープさんが準備された地球儀型の紙風船を手渡してキッカケをつくり英語が話せないなりに精一杯交流をすることができました。
三日目に参加したパレードは主催者発表で10万人ともいわれた大規模なものになりました。国会議事堂前広場からベラセンターまで、道いっぱいに広がるパレードは壮観で、シュプレヒコールをあげる団体、歌をうたいながらの団体、アピールグッズも工夫され目を惹きます。私たちはシュプレヒコールや歌こそありませんでしたが、お揃いのシロクマ帽子を被りそれぞれが持ち寄った横断幕を手にアピールをしながらのパレードでした。
沿道の人々はもちろんマンションの窓やバルコニーからも手を振りエールを送ってもらえて歩く者にとってはとても手ごたえのあるものでした。正に今回のCOP15への期待の表れのようでした。
オプショナルのエコビレッジ、フォルケホイスコーレ、高齢者施設の見学では北欧デンマークならではの環境政策や福祉政策、成人学校について知ることができ、改めて日本との違いを感じました。
とても長いように思った6泊8日の行程でしたが、毎日が充実していてアッという間に過ぎた感じです。一つ心残りを挙げるとすればコペンハーゲンでの最終日、会場内でNGOのパフォーマンスをする日でしたが各国首脳陣の来場を前にして更に警備が厳しくなり会場への入場も大幅に制限されました。私たちは次代を担う若者と団長に託しましたが、できれば全員でやりたかったです。
COP15の結果は私たち市民の民意が生かされないままの残念なものに終わってしまいましたが市民が一同に行動することの意義と草の根の活動、運動の大切さを再認識することができ、とても良い経験になりました。
最後に、行動を共にした温暖化防止COP15ネットワーク関西のみなさん大変お世話になりありがとうございました。