HOME > 活動のご紹介 > 役職員や組合員の会議・研修 > “女だから”“男だから”はもうやめよう

“女だから”“男だから”はもうやめよう

大阪いずみ市民
生活協同組合
理事 赤穂 郁子

~大阪府生協連ジェンダーフォーラム協議会から~


「男らしく」「女らしく」ではなく、「自分らしく」
「女の子なのだから、おとなしくしなさい!」「男の子がいつまで泣いているの」等々。
普段の生活の中で、見たり聞いたりすることの多かったこれらの言葉……。私が小さかった頃、今からはるかウン十年前には当たり前のように、どこででも聞くことができた。
目には見えないけれど昔から連綿と引き継がれてきた性差による育て方の違いも、たくさんあったように思う。今でこそ学校生活の中での名簿であったり、授業カリキュラムを見ていくと男女が同等に扱われることが当たり前になりつつあり、子ども達も抵抗なく、違和感を持たずに共同、協力していくことも学べるようになってきている。
しかし、家庭の中では、また社会に出ればどうなのだろう……。やはり、旧泰然とした仕組みの中では"共同参画"とはいかないのが現状ではないのかと思う。仕組みの中で、"男女雇用機会均等法"から始まり、男女共同参画社会基本法と施行され、社会の中での関心や認知度は高まってきているとはいえ、実際の運用にはまだまだ、いろいろ乗り越えなければならないものも多くあるように思う。
様々な社会情勢の変化の中で生活にしんどさを感じる現代だからこそ、生協という"人と人とのつながり"を大切にする組織の中でできることを考えていきたいと思う。むずかしく"男女共同参画とは!!"ではなく、"男らしく""女らしく" でもなく、"自分らしく""人間らしく"日常の中の小さな出来事の中から理解し協力して行動できれば……。
金子みすずの詩ではないけれど「みんな違って、みんないい」のが人間なんだから。

~大阪府生協連ジェンダーフォーラム協議会から~


「男らしく」「女らしく」ではなく、「自分らしく」
「女の子なのだから、おとなしくしなさい!」「男の子がいつまで泣いているの」等々。
普段の生活の中で、見たり聞いたりすることの多かったこれらの言葉……。私が小さかった頃、今からはるかウン十年前には当たり前のように、どこででも聞くことができた。
目には見えないけれど昔から連綿と引き継がれてきた性差による育て方の違いも、たくさんあったように思う。今でこそ学校生活の中での名簿であったり、授業カリキュラムを見ていくと男女が同等に扱われることが当たり前になりつつあり、子ども達も抵抗なく、違和感を持たずに共同、協力していくことも学べるようになってきている。
しかし、家庭の中では、また社会に出ればどうなのだろう……。やはり、旧泰然とした仕組みの中では"共同参画"とはいかないのが現状ではないのかと思う。仕組みの中で、"男女雇用機会均等法"から始まり、男女共同参画社会基本法と施行され、社会の中での関心や認知度は高まってきているとはいえ、実際の運用にはまだまだ、いろいろ乗り越えなければならないものも多くあるように思う。
様々な社会情勢の変化の中で生活にしんどさを感じる現代だからこそ、生協という"人と人とのつながり"を大切にする組織の中でできることを考えていきたいと思う。むずかしく"男女共同参画とは!!"ではなく、"男らしく""女らしく" でもなく、"自分らしく""人間らしく"日常の中の小さな出来事の中から理解し協力して行動できれば……。
金子みすずの詩ではないけれど「みんな違って、みんないい」のが人間なんだから。
大阪いずみ市民
生活協同組合
理事 赤穂 郁子